4日間の試合三昧DAYS。名付けて「明野オリンピック」2日目となった本日7月23日。まさに灼熱地獄となった超炎天下の空の下、明野タイガースは高学年チーム・低学年チームともに1日練習完走!!メンバー全員が充実感に満ち溢れて帰路につくことができたBurning Sunday!!昨日の「水無瀬夏の陣」で勢いをつけたこの両チームに本日待ち受けるはW公式戦。高学年チームは春季スポ少リーグ第2戦、富田少年野球さんとの1戦。そして低学年チームは春季教育リーグ第4戦、レッドバファローズさんとの1戦。戦い終えてこの2試合・・・選手諸君!!しっかりと記憶に刻んで欲しい。本日戦ったこの2試合。現状、選手諸君が持てる力をフルに発揮し、そして全員が最終回のゲームセットの瞬間まで「勝ちたい気持ち」を全面に押し出して掴み取った2つの白星だったと回顧します。この2試合、全員がお祭り騒ぎのようにボコスカ花火を打ち上げた試合ではありませんでした。エースピッチャーが一世一代級のスーパーピッチングで相手を完膚無きまでにねじ伏せた試合でもありませんでした。最後の最後まで、舞い降りる先に迷い続ける「勝利の女神さま」に全員が声を張り上げ、文字通り「一体」となって、明野ベンチへ引っ張りこんだと申し上げたい今シーズンのベストバウトと呼べる大接戦を掴み取ったナイスゲームでした。スコア結果は高学年チームは7回表ウラのMAXイニング戦いきっての「2-1」。低学年チームも同じく5回表ウラのMAXイニングを戦いきっての「6-2」。最終回の守りは一打同点・逆転となる緊迫の場面。言葉にできないような緊張感に包まれたディフェンスイニングだったと思います。明野大応援団の皆さまも含め、メンバー全員、怖ろしいほどの緊張感がグランドを支配していましたが、こういった試合をモノにするのは最終的には「気持ち」なんだと思います。昭和テイスト満載の「精神論」は時代遅れなのかもしれませんが、キミ達全員の「絶対にこの試合、モノにするんだ!!」という強い気持ちが好結果をもたらしたナイスゲームであったと断言します。選手諸君、これが「野球」ってやつだぜ!!これが「野球」の醍醐味だぜ!!こんなシビれるような瞬間を何度も経験し、キミ達はホンマモンの「野球戦士」へと成長していくのだと思います。もう一度言おう・・・本日の試合、絶対に忘れないで欲しい。この試合を戦った「戦士」の一員として、どんな思いでプレイし続けたのか、お父さん・お母さんに感想を自分の言葉で語って欲しい。このチームスポーツ「野球」に絶対に必要なファクターである「勝ちたい気持ち」が創り出す「一体感」をしっかりと魅せてくれた1戦だったのだから・・・!!

本日はこの2試合ともにがっつりと、大応援団のハシクレとして観戦させていただいたワタクシにとっても幸せな1日だったと叫びたいこの2つの試合。余すことなく脳ミソの記憶回路にホヤホヤに焼き付いているトピックスを大いに吠えさせていただきます。まずは午前の部の高学年チーム。相手はお馴染み、スポ少の強豪である富田少年野球さん。第1印象は「ごっついのお~」・・・チーム大黒柱なのでしょう、投打にハイスペックなポテンシャルの左腕エース。長身から繰り出す速球は威力十分。初回から難攻不落オーラをグランド中に撒き散らす圧巻ピッチングとそのバックを支える鍛えられた内外野の守備陣。見出す勝機はロースコアで食らいつき、球数多く投げさせて、疲労が蓄積されてゆく後半もしくは投手交代の機でやってくるだろう「ワンチャン」に賭けるのみ!!ワタクシのこの見立てに応えてくれるかのごとく、明野ディフェンス陣が本日はパーフェクトに近いベスト・パフォーマンスでした。安定感抜群の低めの制球力でストライクボールをテンポ良く打者へ投げ込むN弥⇔S大バッテリーの作り出すリズムが野手陣の好循環を生み出し、本日は「守備職人」として新境地開拓のセカンドR斗の相手先頭打者の放った痛烈ライナージャンピングキャッチのOpening Actで幕を開けた内野陣。ファーストH都・ショートH大・サードS佑、声も出てるし足も動いてるしで「今日はええぞ!!」を序盤から見せてくれる練習の成果をいかんなく発揮できたディフェンスぶり!!ランナーを背負いながらも生還はさせない「我慢のシノギ」でゼロ封イニングを積み重ねていき、来たるべくワンチャンタイムへ期待を繋ぎ続けました。なかなか攻略の糸口が見いだせなかった相手エースに対し、ええ仕事したのが5年生H大。第一打席ではファールで粘り倒し13球を投げさせてGETした「HB」に加え、2打席目は左中間ツーベースでチャンスメイク。また、同じく5年生K佑も2打席目ではセンターへのクリーンな一撃で出塁。他メンバーもあっさり引き下がることなく打席でしっかりと粘って食らいついて球数稼がせて、耐え忍んで「0-0」で迎えた6回表の攻撃。まさにこの試合の「ワンチャン」でした。苦戦しまくった相手エース「70球交代」を機にここが潮目とばかり先頭打者のH大が本日2安打目となるセンター前ヒットで出塁。すかさず2塁へ進塁し、ノーアウト2塁で打席には我らが社長!!3番打者N弥!!前の2打席で相手エースとのガチ対決にキリキリ舞いさせれらましたがこの場面、チャンスに強い明野タイガースの主砲!!ツーストライクから狙いすました一振りはN弥らしい弾道でアーチを描くレフトオーバーの一撃!!H大をホームへ生還させるだけでなく、自分自身もダイヤモンド1周を駆け抜けたツーランホームラン!!「みんな、続けよ!!絶対に獲るぞ!この試合!!」大歓声の明野ベンチを尻目に「喜ぶのはまだ先!」とばかりクールに後続の攻撃へ声を張り上げるキャプテンの値千金の一撃でついに均衡を破ったこの試合。迎えた最終回の7回裏の相手攻撃。マウンドにはリリーフでこれまた本日の立役者のH大!!内野だけでなく外野からも1球ごとに自然に発せられる気合いの声が勇気の「気」となりH大の背中を押し続ける最終回。相手チームの怒涛の負けん気が津波のように襲い掛かり迎える場面は「2-1」と1点差となり、なおも2アウトランナー3塁と同点そして逆転負けさえも視界に入る最後の正念場。メンバーの絶叫を背にラスト・ファイトのシナリオを描くH大⇔N弥が向かい合ったこのシーン・・・2年前のあの枚方「11.3」・・・オーバーラップする熱のこもったこのクライマックスシーン「渾身のK!!」・・・今日はみんなで掴み取ったね・・・もう一度、いや何度も叫ばせて下さい・・・ナイスゲームだったと!!

この牧田グランドでアニキ達が吐き出した「闘魂の気」をたっぷり吸いこんで乗り込んだ午後の部、低学年チームのレッドバッファローズさんとの公式戦。「えっ、高学年チーム、勝ったんですか!?スゲエ」無邪気にアニキの祝報に喜びながらも1戦1戦「戦闘集団」へと成長を続けるこの4年生軍団。対するは4年生とは思えないビッグボディでキャッチャーにピッチャーにそして恐怖の4番打者として圧倒的オーラを放つ「背番号10」を筆頭に鋭くシャープに振り抜いてくる攻撃陣擁するレッドバッファローズさん。これまた、しんどい試合になりそうやなあ〜大量失点を凌ぎながらロースコア接戦で勝ち切らんとアカンやろうなあ〜!!今日はこんなんばっかりかい!!・・・この見立ては大筋でそのレールに乗っかかっているような試合展開。禁断の「if」が試合の中に多数散りばめられており、それらが「if」でなければ・・・オセロの如く試合展開はガラッと変わっていたのでは・・・しかし、そうさせなかったことは全て積み重ねてきた「練習の成果」であり、最後は全員の「勝ちたい気持ち」が炎となって相手を包み込んだ「取って、追いつかれて、また引き離して、凌ぎきって」・・・最後には全員攻撃で突き放したこれまた低学年チームの今シーズンベストバウトかな!?ナイスゲームでした。まず、この試合には関わらないのですが、試合前の相手チームの雰囲気や推定する力量などから見て、本日は何が何でも欲しかったのが先制点・・・それも初回の先制点。あっさりツーアウトととなり、潰えたかに思えたこの願いだったのですがランナー無しからいわゆる「なんかある!なんかある!」で泥臭く出塁し得点圏に進んだ3番打者D樹がしっかりとリメイクし、雰囲気満開で登場は4番打者M。気合いの一打はフルスイング・タイミングドンピシャ・痛烈なライナー弾道となり、あっという間に右中間を切り裂いてゆく先制のツーランホームラン!!この低学年チーム主砲の一撃!!相手に与えるインパクトだけでなく、ツーアウトからの一撃であったことも十分なダメージとしてチーム全体を乗せてゆくナイスバッティングでした。そこから中盤戦は我慢の「守」。投手はD樹⇔K眞バッテリーをスターターに2番手K眞そしてラストはMにつなぐボス軍団による必死の継投。巧みな牽制ワークでランナーを誘い殺した1回裏のピッチャーD樹⇔ショートMのコンボプレイ。ツーベースのランナーが仕掛ける3塁盗塁を封じ込めたキャッチャーD樹⇔サードI真のコンボプレイ、そして本日、真夏の河川敷グランドにまばゆく光り輝いたのが外野陣。相手バッターの痛烈な打球が襲い続けましたが、判断よく、ワンバウンドキャッチで「シングル」での長打阻止連発ディフェンスはセンターS太・ライトY月。そして本日のハイライトプレイとも呼べるのが4回裏の相手攻撃。スコア「3-2」の1点リードではあるものの全く予断を許さない緊張の「守」イニング。先頭バッターの打球はレフトを襲う「ヤバイ弾道」。レフトT希、ダッシュよろしくスーパーキャッチ!!「ナイスレフト!!」「ナイスT希!!」自然と響き合う爆音ボイス、そして後続に対しても「この試合、絶対獲るんだ!!」メンバーの士気がグングン上昇する攻撃的ディフェンス。相手の猛攻も執拗を極め、またまた2アウトランナー3塁・2塁まで攻め立てられる大ピンチ。この絶体絶命の局面、キャプテンの気合いが相手に傾きそうな流れを強引に引き戻しました。間違いなく本日のターニングポイントだったと思われるキャッチャーフライダイビングGET!!この鬼気迫る4回裏の「守」・・・捕獲できなければ間違いなく同点ホームランだったT希のナイスキャッチ!!そしてD樹の気迫のダイビング・・・もたらした効果は絶大であり、最終回の攻撃へのテンションを間違いなく最高潮に点火させ、そして実行部隊が襲い掛かりました。先頭打者の8番打者S太が粘って粘って四球GET!!すかさず盗塁2レンチャンでワンアウト3塁へとチャンス拡大。打席には不敵な笑みで「まかせとけ!!」オーラ全開のK眞!!昨日の交流戦は自身の野球歴ナンバーワン!てな弾道で快心のホームラン。そのまた前の試合では膠着ムードの流れを一変させるセーフティーバントで試合を掻き回したチャンスメーカー。「大技小技」・・・引き出し豊富なこの「大統領」!!仕掛けたのはS太を生還させるスクイズ気味のセーフティーバント。絶妙の転がりコースで本塁付近でもたつく相手守備陣を尻目に快足飛ばして2塁へ激走!!この送球が悪送球を誘い、自身もホームインとなる値千金のニクイ技!!プレッシャーかかる場面やと思うんやけど・・・絶対にS太を生還させてやる!!K眞の強い思いがたっぷりと詰まった本日もええお仕事でした!!さらに1点追加して「6-2」の最終回のイニング。攻撃力では明らかに明野タイガースに勝るレッドさんが簡単に勝たせてくれるはずがありません。ジワジワとランナーを溜められながら迎えた最終局面はツーアウト3塁2塁、強力打線レッドさんのシンボルとも言える4番バッターがモーレツなオーラでバッターボックスに登場。全員が渾身の爆音ボイスでマウンドのMへ絶叫のゲキ。ベンチメンバーもそして大活躍だった外野陣も、内野から声を切らすことなかったメンバーも、そして絶対的パートナーである相棒D樹も、一体となってMを後押ししたこのラストシーン・・・ファーストA叶がしっかりと掴んでファーストベースを踏みしめ、全ての緊張感から解き放たれました。圧勝劇などいらない!無論、ええとこ無しのボロ負けなど全くいらない!キミ達が「野球戦士」として最も高い経験値を得られるのはこういった接戦を勝ち切った本日のような試合です。4年生軍団11名。ベンチから声を枯らしたメンバー含め、本日の試合、絶対に「我が感想」があるはずです。もう1度言おう・・・「声」に出して、お父さん・お母さんへ語ってくれ!!

いやあ〜こうして吠えまくってお伝えさせて頂いた本日の2試合でしたが、本音はもう早よビール🍺たらふく飲んで寝てしまいたいわ!!てなぐらい疲れました。でも、選手諸君!!その疲れをはるかに超越する嬉しさと充実感とが体中を支配し、幸せな気分でこの投稿を綴っています。もっともっとワタクシを疲れさせてくれ!!それはもちろん・・・明日だね!!

さあ、明日も両チームともにスポ少大会がプロットされる熱戦必至の「明野オリンピック」。もう言うまでもないよね!!よっしゃ、牧田グランドへ行こう!!


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