いよいよカレンダーは9月へ突入した本日9月4日。クラブ活動自粛指令に伴う本拠地「出禁」でジプシー生活が続く明野タイガースは大塚河川敷での午前練習プログラム。みんなやっぱりこの週末の野球DAYSが「生きがい」なのか、高学年チームそして低学年チームも全員集結31名勢揃い。先週の悔しい1戦を胸に秘め、新たな決意で秋を歩む高学年チーム。そして2週間ぶりの活動に笑顔満開の低学年チーム。「今できる」練習をがっつりやろうぜ!!てなムードだったのですが・・・こんないたいけな野球少年達相手に空気が読めんのか!とまたワタクシの怒りを沸騰させてくれるのが、文字通り「水」を差してくれるお天気事情☂(T_T)。しかし、今年の雨は長いね。木曜・金曜でガッツリ降ったやろ!もう勘弁せえや・・・てな我々の心を嘲笑うかのようなどんよ~りした不気味なお空。ウォームアップからキャッチボール、そして攻守にメインディッシュをいただきま~す!てなタイミングで無情の雷音⚡が炸裂!!残念ながら約1時間強のイントロダクションのみで「お蔵入り」となってしまった本日のムービーフィルム。まあ、芝・ダートともに「不良」ともいえる劣悪グランドコンディションでもあったことですし、致し方無し。怪我無く終了できて良かったということにしておきましょう。てなわけで本日の「今日のひと言」・・・以上です。で、終わるわけあれへんやろ!!え!?これっちゅうトピックスも無いのにまだ書くんかいな?・・・ハイ、この稼業・・・ワタクシの「生きがい」なので・・・
上記の通り、途中終了となってしまった本日の半日練習in河川敷編。ここ2年間、コロナ影響にて自粛を余儀なくさせられている明野タイガース夏合宿。楽しいイベント盛りだくさんのこの夏合宿において指導者間(特にワタクシとK坂代表)との間で隠れた「お楽しみ」に位置づけされているのが2日目の「朝ご飯」のメニュー。誤解の無き様、申し上げておくと、これ、美味しいんです。ただ・・・メインディッシュが・・・まさかの「みりん干し」!!目を閉じて想像してみて下さい。お膳に並ぶのはあったかご飯にお味噌汁、温泉卵にお漬物・・・う~ん、ニッポンの朝食やね!!ここにアツアツの「サケの塩焼き」などがあれば100点満点!!しか~し、このお膳の中央、主役の椅子に鎮座するのは「みりん干し」なんです。でもこれが美味い。もう2年食べてないと思うと寂しさは募るばかりなのですが、このタイミングで「夏合宿朝食事情」について熱く語る訳ではありません。この長すぎる前置き・・・申し訳ございません・・・本日、せっかく明野タイガース総勢31名勢揃いの河川敷練習・・・味噌汁すすって、あった~いごはんを一口、さあ、「みりん干し」いっとこか!とお箸がその本体を捉えた瞬間に、「ゴロゴロゴロ⚡⚡」・・・そりゃねえぜベイベー!嗚呼、難民軍団明野タイガース・・・「みりん干し」すら食せず、トボトボと帰路につかざるを得なかった本日。心のBGMはもちろん大音量のドナドナ🎵。トピックス!?んなもんあるわけないやろ・・・てな訳で明野タイガース活動本編からはやや逸脱してしまうかもしれませんが、本日は以下特別編的トピックスでお送りさせていただきます。
本日の見出し「リスペクト」・・・日本語訳すれば「尊敬」「敬意」「称える」といった意味であり、すっかり日常語としても定着しているこのフレーズ。先週末、決勝戦を終えた高校野球夏の甲子園大会。名門復活ともいえる智弁和歌山高校の優勝で幕を閉じたのですが、攻守に総合力を発揮してその実力を如何なく見せつけてくれた野球のプレイもさることながら、決勝戦のゲームセット後の選手達の振る舞いが話題となったことは皆さんもご承知のことだと思います。高校野球甲子園大会決勝戦のラストシーン・・・最終回、スリーアウトを奪った瞬間、全選手がマウンドの投手の元へ駆け寄り、互いに抱き合い、天に向かって人差し指を全員で突き上げるいわゆる「No1ポーズ」で喜びを爆発させ合う近年の定番シーン。ワタクシ自身も大好きなシーンであり、幾多の困難を乗り越えて掴み取った栄冠を前に選手たちが喜び合う、ごくごく自然な「絵になる」このシーン。しかしながら、今年のこの智弁和歌山高校の選手達、ゲームセット・・・すなわち優勝決定の瞬間であるにも関わらず、マウンドで全員で「No1ポーズ」をすることなく、一目散にホームベース付近の集合の列へと駆け寄り、決勝戦を全力で戦ってくれた相手である智弁学園高校の選手達への「礼」を優先しました。後に優勝校選手インタビューでキャプテンがこのシーンについても回顧してくれており、「礼に始まり礼に終わるのがボク達の野球です。」「全力で戦ってくれる相手がいるからこそ、ここまでこれたと思う。」「まず、その相手にしっかりと敬意を表してから喜びをみんなで噛み締めたい。」・・・1点の曇りなく「素晴らしい・・・」私の率直な感想でした。従来のNo1ポーズで優勝の瞬間をメンバー全員で分かち合うことに対しても一切の否定は致しません。自然な、ごく自然な感情の表れであり、むしろこちらが主流なのでしょう。しかしながら、この智弁和歌山スタイル・・・まさに全てのスポーツ選手達に対して「リスペクト」の意味を発信した称賛の言葉が見つからないほど心を動かされたヒトコマでした。明野タイガース選手諸君!!何から何まで全てを完コピせよ!とは言わない・・・けど、キミ達にもこの智弁和歌山高校の選手達が見せてくれたこの姿勢。「一片」でもいいから飲み込んでいつまでも忘れることなくスポーツの世界で生きて欲しい。「礼に始まり礼に終わる」「常に本気でぶつかってきてくれる相手をリスペクトする」・・・試合の対戦相手だけではありません。すぐそばにいるキミのチームメイト・・・リスペクトすべき相手やで。コイツがいなけりゃオレはキャッチボールもできない・・・コイツが捕ってくれるからオレは安心してピッチャーができる・・・アイツが本気で投げてくるからオレはフルスイングができる・・・練習時間や場所も制限されて、フラストレーションが溜まる日々かもしれない、でもそんな時こそ、共に頑張る仲間、そして試合をしてくれる相手・・・精一杯のリスペクトを持って相手と対峙しよう!!難しいことじゃない、キミ自身がいつも真剣に野球に向き合うこと。「真」の優しさって・・・こうして育まれてゆくんだぜ!!
さあ、明日は高槻市スポーツ少年団さまのご厚意であの牧田グランドをお借りしての午後練習の巻。本当にありがたい限りですね。上述の通り、選手諸君!キミ達にできる精一杯の感謝の行為はグランドで元気よく真剣に野球を満喫すること!!
明日は「良馬場」発表やね。よっしゃ、マキタGで会おう!!
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