花咲く旅路！！

本日2月18日。長いようで短かった2022年度明野タイガースA軍団による公式戦の旅路。目を閉じれば走馬灯のようにまぶたの前を駆け抜けてゆくドラマの数々。いよいよ、本日最終公演の時が来てしまいました。その舞台は高槻市スポ少１dayトーナメント大会。今シーズンより正式加盟させていただいた高槻市スポーツ少年団。春季大会は３世代揃い踏み入賞GETの好成績であったことは記憶に新しいところ。そして迎えた本日、我ら明野タイガースが奇しくもグランド当番DAYであることも何かの縁。卒団式を翌週に控えた６年生選手諸君にとっては明野タテジマで仲間達と戦う最後の公式戦試合。選手諸君にとっても大人組の皆さまにとっても様々な思いが去来する中、元気に集結した決戦の地、庄所運動広場。予選第一試合に登場する明野タイガース。お馴染み富田ブレーブスさんを相手に戦い、まずは白星を掴み取る事が大前提。そして、予選第二試合、「富田少年野球さんVS上牧ブレーブスさん」勝者の得失点差を上回って初めて予選突破となり、決勝戦進出のチケットを手にする事ができるという、なかなか手厳しい条件のサバイバルマッチ。そうして勝ち得た挑戦権を持って、ディフェンディングチャンピオンの登町イーグルスさんと覇権を賭けて決勝戦を戦うといったハードル高いトーナメント大会。う～～ん・・・色んなご意見あるとは思いますが、ワタクシ、超プラス思考で解釈しました。そのココロは・・・予選突破さえすれば、ウチは２試合できるし、決勝戦をバチバチに戦って、もしも、「アレ」にたどり着けるのならば・・・こんなにドラマティックな最終回はないやろ！！何よりもこの世代・・・苦杯を舐め続けたあの王者と最後に雌雄を決する・・・この土壇場にきて、最高の舞台演出で盛り上げてくれているぜ！！さあ、もう何も言うことはありません。選手諸君！！心ゆくまで暴れ尽くしてこい！！心ゆくまで大声張り上げて、仲間達と燃え尽きてこい！！そして心の底から・・・みんなで泣こうじゃねえか！！2023年2月18日、明野タイガースAチーム最後の出撃命令。さあ、エピローグ公演の幕が開いたぜ！！

 てなわけで何が何でも白星を掴み取らなければならない予選Round。VS富田ブレーブスさんとの1戦。上述の通り、得失点差が重要なキーであり、第一試合を戦う明野タイガースにとってはできるだけ大差をつけて、第二試合勝者へプレッシャーをかけてしまいたい１戦であることは言わずもがなメンバー全員の総意。バッテリーチームを中心にすっかり完成の域に入った自慢の堅守で失点を最小化し、先週の「天空の頂」で繰り広げた「打」の競演を再現してくれれば・・・事前のゲームMAPとは呼べないただ単なるワタクシの欲望大全集のような見立ての中でしたが、アゲアゲムードのチームバイオリズムは先週から全く鮮度が落ちていないコンティニューモード。本日も特攻隊長はこの男、試合開始早々の特大ツーベースで進撃開始のラッパを吹き鳴らしたA憲の大号令が「打」にモーレツな勢いを呼び込みました。鼻息荒いクリーンナップトリオH大・S大・S也は次々に外野オーバーのドンピシャ弾道を炸裂させるド迫力バージョンに加え、助演男優賞チームD樹・K佑・Sはスクイズバントに足を絡める「技＆走」の仕事キッチリバージョンで荒稼ぎしたぜ１２得点。「守」でも本日も安定感抜群、ターミネーターS也サマのリズミカルなピッチングで最後まで試合の主導権を握り続け、大差勝ち必須の予選第一試合を申し分のない形で白星GET。そして続いて行われた予選第二試合は引き分けでの決着となった結果、2022年度明野タイガースAチーム、いよいよFINAL公式戦、登町イーグルスさんと1dayトーナメントの覇権を賭けた決勝戦に挑むことになりました。48期生の6年生世代にとって長年に渡って大きな壁として明野タイガースの前に立ち塞がってきたお相手イーグルスさん。そのイカツイ度はもう今更語るまでも無いでしょう。この試合・・・ラストゲームに相応しい素晴らしい1戦でした。ワタクシも現地でゲームセットのその瞬間までLIVE観戦させていただきました。攻守にバチバチ闘志剝き出しで絶対王者と互角に渡り合う選手諸君のラストパフォーマンスと最大限にそれを引き出してゆくN西マジックと称させて欲しい執念のベンチワーク。最後の雄姿に声はちきれんばかりに大声援を送ってくれる大応援団の皆さま・・・こんな幸せな結末が最後に待ってたんやね😢😢😢！！先制し、逆転を許し、またまたひっくり返し、絶体絶命のピンチを全員で励まし合って凌ぎ切って・・・最終スコア結果「３－２」！！これまで一度も敵わなかった王者イーグルスさんをついに振り切り、高槻スポ少１dayトーナメント大会優勝！！選手諸君！おめでとう🎉🎉🎉！！先週の北大阪ヤング学童大会に続き、２週連続となる「頂」へ辿り着きました！！いやあ～何よりもこの世代、ハイレベルなチーム集う高槻市、その中でもやはり頂点に君臨するイーグルスさんを打ち破って手にした栄光の優勝旗！！それも卒団式を来週に控えたこの土壇場で掴み取ったという劇的な結末。本日グランドにお越しいただいた皆さまにとっても感慨深いラストシーンだったのではないでしょうか。その激闘の決勝戦ハイライトをお伝えすると、1点先制しながらも相手お家芸の「技」「技」「技」が巧妙に炸裂し、逆転を許し迎えた3回表、明野タイガース選手諸君にとっても苦戦の思い出しかないサウスポーエース「１」が満を持してマウンドに登場。しかし、もういつまでも負けてばかりはいられねえんだ！！この決勝戦もチーム全員に勇気を与えるキョーレツなツーベースヒットで反撃の狼煙を上げたA憲。続く2番打者D樹が3塁到達のＡ憲との盤石コンボの「お仕事」でたちまち同点。このムードを逸してなるものか！と再び3番打者Ｈ大がヒットで出塁、仕上げは4番打者S大がしぶとくライト前へ落とすタイムリーヒットで逆転。上位打線を形成する主役軍団が際立つ存在感発揮で難敵攻略に成功した「打」の競演。そしてスタミナ抜群、第1試合に引き続き、丁寧なピッチングで相手打線に真っ向勝負のS也。そしてここ一番、大勝負の場面、明野タイガース背番号「１」H大が相手打線をねじ伏せにかかるといったベンチワーク巧みな適材適所へのスーパーリレー。この起用はズバリ的中し、左右エースコンビがラストマウンドで輝き尽くしたイーグルスさん封じ！！光る采配含め、明野タイガースが現在保有する全ての力を出し切って掴み取った白星☆！！まさに1年間の激闘の縮図のような1戦だったと回顧します。

 エンディングシーンはイーグルスさんの選手達とマウンド付近、横一列に並んでの表彰式。キャプテンS大を筆頭に表彰状・優勝旗・優勝盾・優勝トロフィー・金メダルなど6年生7人衆が代わる代わる授与の大役を引き受けました。もう今シーズン何度目なのだろう・・・戴冠を終え、全員笑顔のNICESHOT📷！！充実感に包まれながら弾ける笑顔の選手達。この上ない至福の瞬間を心に刻み付けて、いよいよ羽ばたいてゆく時が来てしまったんだぜ6年生諸君！！最後の最後まで試合漬けで感傷に浸る間もなく走り続けてきたけど、キミ達とビッグな夢をガチで見ながら走り続けてきたこの日々はもう終わりなんだなあ・・・オイ！まだ25日が残ってるぜ！！日本のどこかで１dayトーナメントやってねえのか？
ガチで検索してしまいそうなほど、まだまだキミ達とさらなる欲望を剥き出しに走り続けたい気持ちでいっぱいです。けど、6年生選手諸君！！本当にキミ達はよく頑張りました。この投稿では景気のいいことばかりを無責任に吠え倒して好き放題ブチまけているけど、その裏側にある努力の日々と逃げ出したくなるような現実にもがき苦しんだツラく苦しい日々がその何倍もあったことだと思います。明野タイガースの歴史にも燦然と輝く数々の好成績をもたらしてくれたキミ達。けど、ワタクシがふと目を閉じて思い出すのはキミ達の優しさが溢れたシーンばかりです。戦闘服を脱げば無邪気な小学生、チームメイトの後輩達と日暮れまで野球遊びに興じるシーン・・・責任を一人で背負い涙に暮れるエースの肩を抱き、精一杯の勇気のワードで包み込みながらみんなで歩んでゆくシーン・・・低学年生のみならず体験生のキッズ達にまで親しみ溢れる振る舞いで接してくれたデッカイ背中のアニキだぜ！なシーン・・・アイツが試合を決める殊勲打を打ちやがったぜ！！まるで自分の事のようにはしゃぎ倒すシーン・・・そして、いつだって礼儀正しく大きな声で誰彼構わず挨拶ができる当たり前のシーン・・・キミ達7人は明野タイガースの誇りです。いつか、チビッ子体験ＤＡＹの時に参加いただいたご父兄さまがふと私につぶやいてくれた言葉を思い出しました。「6年生になったら、あんないいお兄ちゃんになれるのですか！？」・・・私、一点の曇りのない感情で申し上げました。「ハイ、アイツらはウチの自慢の６年生ですから・・・」。本日、ラストゲームで「優勝」という大団円を迎えたキミ達に改めてこの言葉を贈ります。いや大声で叫ばせてもらいます。ウチの自慢の6年生なんです！！！・・・と。そうだよな、キミ達のことだ・・・これから進む次なる世界でもこの明野スピリットを根底にますますイケてるナイスガイになってくれることでしょう。そんな眩しいキミ達の姿を今からを想像してしまいます。さあ、次週、卒団式が終われば、5年生達がニューリーダーとなって、必ずやキミ達が残してくれた明野ダマシイを引き継いで、また新しい風を松原小学校に吹かせてくれることだと思います。

 2023年2月18日。明野タイガース公式戦全日程終了。色鮮やかに笑顔の花が咲き乱れた忘れがたい1年間の旅路でした。