降水確率90%の雨天予報の中、あれよあれよと朝から15時までほぼプログラム完全消化の本日414日。明野タイガースは2元中継。4年生を含めた高学年チームは春の公式戦第2弾の京阪八幡大会1回戦。そして松原小学校では5名の体験生をお迎えしての明野タイガース4月の体験練習DAY。高槻市長杯の敗戦以来、今季初白星を目指し、個々のレベルアップ・修正・そして新ポジションを3週間ガッツリ練習して乗り込んだ「京の都」でしたが、初白星はまたもお預け(T_T)・・・悔しい敗戦でしたが、次戦に向けて「勉強」すべき課題も浮き彫りとなった試合。毎週繰り返しになりますが「プラス思考で行こう!!」に加え、本日の見出し「クレバー」な野球!!今後、諸君に目指してほしいスタイルです。

 クレバー(clever)・・・。日本語訳すれば「賢い・利口な」。しかし、本投稿で意味する「クレバー」はこの要素にワンスパイス加えた「ずる賢い・相手を嫌がらせる・・・」と解釈していただきたいことを前提に以下トピックスをご覧ください。

本日の試合、相手は上位打線をメインに鋭い振りが持ち味と思われる明らかに打撃力が看板のチーム。さらに内野手を中心に堅守も兼ね備えた現時点の完成度では明らかに上回るチームでしたが、勝てる要素も多分にあったのでは!?私の見解です。キャプテンG輝をショート・サードK介・キャッチャーRにシフトチェンジした新ポジションで臨んだ1戦。Y太⇔Rのバッテリーは前回の試合から上方修正された制球力で最少失点にて切り抜けていく悪くない序盤の滑り出し。しかしながら中盤から終盤にかけてその打撃力を剥き出しにしていく相手打線。スコアだけを回顧すれば「完敗」ですが、冒頭に申し上げた「クレバー」な要素を全員が持ち合わせていたら・・・もっと僅差のスコアであり、もしくは・・・!?と振り返ることのできた試合であったと思います。

 ターニングポイントは2点ビハインドの2回裏。4年生軍団を中心とした下位打線が続々と四球GETで塁上を賑わせ、同点でノーアウト満塁。一気に「押せ押せ逆転や!!」と高まるムードでしたが後続が凡退のうえ、マズい走塁ミスも重なり同点止まり。いや~な暗雲はすでにこの時点で立ち込めていました。明らかにコントロールに苦しむ相手投手から追加点を奪えず、試合の主導権を握れなかったこと。3回裏も同様、投手交代するもののやはり制球力が安定しない相手投手陣を攻略できなかったことで、試合の流れを一度も引き寄せることができないまま気が付けば大差をつけられた状態で最終回の攻撃となってしまったこと。本日の敗戦の主要因ではなかったかと思われます。

 高学年チームにおいて今後、対戦する相手は高い確率で「堅守を持ち味」としたハイレベルのチーム。そこに数人のパワーヒッターを擁する「打」も侮れないチーム。おそらく相対することとなるでしょう。そういった相手と互角に渡り合うには冒頭に申し上げた「クレバーな野球」は必要不可欠。「攻撃」においては明らかにコントロールに苦しむ投手にはボール球には手を出さない!はもちろんのこと早打ちせず、じっくりと攻める!!数多くの球数を投げさせてバッター有利なカウントへと自分で導いてゆく。走者は第二リードをこれでもかと駆使し、苦しむバッテリーをさらに追い込んでゆく巧みな走塁技術。これらの要素を自由自在に操り着実に加点していく攻撃力・・・まさしく「シンキング・ベースボール」!!そして「守」ではバッテリーの配球。本日のように打力が持ち味の相手には「緩急」や「ボール球」を有効に使う「考える投球術」の習得。打ち気にはやる打者を「ボール球」で仕留める妙・スローボールを有効に織り交ぜて打者の目先を変えさせて打ちとってゆく投球の妙。これら「クレバー」な要素を練習で磨きあげ、試合で実践する。本日の敗戦で得た収穫だと頭にそして体にインプットさせ、練習に取り組んで行こう。ミスター長嶋茂雄のような「来た球をガーンと打って・・・バッターに対してビュッと投げて・・・」といった本能野球。決して否定はしませんがこれらにワンスパイス加えた「クレバー野球」。次戦以降、期待するぜ!!

 そして松原小学校では小雨降る中、低学年メンバーに体験生達、短い時間でしたが本日も野球を満喫していただけました。K佑君・D樹君・H都君・K磨君・Y君。何度も体験練習に来てくれてありがとう。初登場してくれた1か月前を思うとなかなかキミ達「ごっつええ感じ」ですよ。プレイの仕草・メンバーへの溶け込み具合そして、醸し出されるその雰囲気・・・!!ぜひ次週のご参加もお待ちしております。

 さあ、次週も「4月の体験DAY」。低学年チームそして高学年チームともにまだまだ発展途上国。野球スキル・思考能力・そして新しい仲間!!たくさんのピースを埋めながら完成させていくジグソーパズルのような旅路。

 これだけは断言できます。いろんな課題を克服しつつ取り組む鍛錬・・・その先に見えるのは「成長」やで!!


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