本日の見出し、90年代に峠の走り屋達のハートを鷲掴みした三菱自動車の伝説の名車「ランサーエボリューション」について熱く語る訳ではありません。右肩上がりでチーム力を成長させつつある低学年チームが本日公式戦で挑んだのは市内屈指の強豪チーム、登町イーグルスさん。奮戦及ばず惨敗の結果だったのですが、この「褒めるブログ」・・・本日、トピックスにしたいのが巧みな走塁技術。明野タイガース低学年チームに芽生えつつある「ランナーエボリューション」。評判通りの隙の無い強豪チーム相手に完封負けを何とか阻止するのが精一杯でしたが、貴重なその1点・・・この「ランエボ」でもぎ取った1点。練習を重ね試合でキッチリ実践できたこの「攻める走塁」。もっともっと練習で磨き上げて全員で使いこなしていこう・・・そう、「最高出力280馬力」の集団目指して!!!

では本日の試合トピックス。投攻守走、全てにおいてこの春季シーズンに高い水準でのチーム力を惜しみなく見せつけてくれる相手に対し、最少失点で切り抜けながらロースコア接戦に持ち込んで「どこまで食い下がれるのか!?」を焦点とし観戦させていただいていたのですが、その淡い期待、初回であっさり崩落(T_T)。四球のランナーがソツ無く進塁し、プレッシャーをかけられ続ける苦しい展開にバッテリーエラーが絡んでいきなりの5点献上。猛打を浴びて得点されたのではなく、気が付けば大量失点してしまっている・・・このメンタル的に最もしんどい展開。試合全体を振り返って、2回・3回・4回は2失点にて切り抜けているだけにこの初回のビッグイニング献上が最後まで重くのしかかりました。しかしながら、前回の試合をターニングポイントに守備で大きな自信を掴みつつあるK/H人。本日も大忙しのサードでしたがゴロにフライに気合満点!!我が庭に飛んでくる「獲物」はことごとく捕獲する「ゴーストバスターズ」の働き!!三遊間コンビを形成するK眞と併せ、投手を救うリズミカルで抜群の好守でした!!求めるハードルはどんどん高くなるで!!現状に満足することなく無敵の三遊間を目指して「かかってこいや!!」で練習しよう!!また、2回からリリーフのN弥も3回をナイスピッチング。もしかしてコールド負け!?もよぎる嫌なムードを断ち切るテンポの良い投球で中盤戦をしっかりゲームメイク。こうなると反撃したい攻撃陣。速球をビシバシとストライクゾーンへ投げ込む相手投手に鉄壁の内野陣。針を突き刺す弱点をなかなか見出だせない展開の中、四球で出塁したS/H人とS佑。相手はやすやすと盗塁を奪えそうにない強肩捕手。思い出すのはバッテリーと守備をコーチ陣が務めて、進塁・帰塁の練習を重ねた走塁練習の日々。もはや理屈ではなく、体がマスターしていてくれていたのか、機敏にフェイクの走塁動作を仕掛ける巧みな第二リードが捕手からの送球エラーを誘発し、難攻不落の相手より一矢報いて掴み取った1点。スコアだけを鑑みれば「大敗」なのですがこの1点、私は今週も練習が成果となって現われた価値ある1点であったと断言致します。ドカンドカンと打ちまくって勝利する低学年チームの野球の試合など限りなく皆無と申し上げてよいでしょう。こうした高い意識に裏付けられた巧みな走塁を駆使するチームは紛れもなく「強いチーム」の条件である・・・明野タイガース、まだまだ未完成ですが1歩1歩、階段を上って行こう!!

今週は強敵相手に敗戦してしまった低学年チームですが、決して悲観する必要はないぞ!!但しまだまだ本質的な課題もたくさん浮かび上がっています。試合後、監督・コーチより核心を突かれてしまった「バッターボックスでの立ち位置」・・・「まさにオレの事!!」と思い当たる選手諸君、多数いるんじゃないかな!?まずは練習でホームベースにかぶりつくように怯むことなく堂々とフルスイングして欲しい。「頭ではわかっていても体が・・・」の壁を勇気を持ってブチ壊そう!!必ず潜在的な恐怖心さえもブチ壊せるものであると断言します。「食わず嫌いだったオカズが食べれるようになった」に近い感覚でベース付近でフルスイングできるようになる時・・・やっぱり、世界はまた変わるんだぜ!!


2件のコメント

明野町の虎吉 · 2019年6月17日 14:41

事務局長のおっしゃる通り!
悲観することはないと思います(^^)

徐々にですが、明らかにここ最近は良い判断・良いプレーが増えてきてますね。

それらは自信にしてほしいですし、悔しい投球・打席は忘れることなく次へ繋げてやれるよう、来週からも彼らの力になってやりたいと思います(っ`・ω・´)っ

誰一人、下を向くことないよう
春の残りの試合を元気に明るく
勝ちに行くで!!

    akenotigers · 2019年6月17日 20:12

    虎吉さん

    低学年チーム、各種の野球スキルも上達し、こういった「ヘッドワーク」を駆使するプレイも備わっていけばますます魅力的なチームになると思います。
    本編では触れられなかったナイスプレイをひとつ回顧します。セカンドM。初回のバックホーム態勢で痛烈な正面の2ゴロをしっかりと捌き、本塁へ送球。残念ながらその後の挟殺プレイを仕留められずにアウトGETにはならなかったのですが、「良く止めた!」「良く本塁へ投げた!」と言えるナイスプレイ。しっかりと頭で事前準備ができていたということでしょうね・・・成長著しい2年生M。期待値ハードルもまた上げとこ・・・
    <事務局長>

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