本日2月19日。第47期生卒団式。今年も涙と笑顔に包まれながら、明日への誓いを胸に抱き、6名の6年生が明野タイガースを巣立ってゆきました。ワタクシ自身、初参加させていただいた2013年の第38期生卒団式から数えて10回目となる卒団式。おおまかな流れに加え、ここはまだまだpp・・・さあ、ぼちぼちこのへんからff・・・といった具合に「泣きの名所」は心のマップにプロットしており、「ええおっさんなんやから今年こそ泣かずに堂々と・・・」な野望は打ち砕かれ、やっぱり今年もやられてしまう「あったか~い度100%」の素敵な門出の1日となりました。毎年、この卒団式の投稿でお伝えさせていただくこの言葉「この日の為に、少年野球の指導者を続けさせていただいていると言っても過言ではない」・・・K坂代表受け売りのこの一言なのですが、ジジイへの階段を一段、また一段と登るごとに実感度は深まるばかりです。第47期生・・・少年野球を語るにおいて最も輝く時代である高学年チーム時代。すなわち5年生時代と6年生時代。眩い光を浴びながら、チームの先頭に立って疾走したいこの時期をコロナ禍という生活様式さえも一変させる未曽有の混乱に翻弄され、この2年間を過ごすことを余儀なくされてしまったキミ達世代。明野タイガースの活動においても様々な制約が行く手を塞ぎ、満たされない思いもあったことでしょう。けれども、そんな中でも頑張って野球に取り組み、努力しつづけてきた日々は決してキミ達にとって無駄ではなかったと断言します。かけがえのない「友」を得た。ひたむきに「努力」することを覚えた。それこそ「夢」にまででてくるほどに夢中になれる自分に出会えた。本日、明野タイガースでの少年野球生活「最後の1ページ」・・・大きな拍手が何度も響き渡る松原小学校。嘘偽りのない「本音」で叫ばせていただきましょう!!キミ達と一緒に野球ができたこの週末・・・本当に楽しかったよ!!と・・・

では第47期生卒団式となった本日のトピックス。悪天候予報が一掃されず、本日も朝から曇り空。6年生たちとの別れを惜しむ「涙雨」も必死になってこらえている・・・そんな表現がピタリとはまる長い1日の始まり。昨年に引き続き高槻現代劇場を会場に5年生・4年生のみならずA・H・K太達D軍団メンバーも参加してくれたこの式典。万感の思いを込めて憧れの先輩へのラストメッセージを送る5年生。明野タイガースでも野球生活で学んだことに感謝の想いと未来への誓いを力強く語ってくれた6年生。そしていつも、どんな時であっても応援し続けてくれた両親への感謝を精一杯に伝える瞬間などなど、ジェットコースターのように繰り返される「泣き」のツボを経てクライマックスは「47期生の軌跡」とも言えるDVD鑑賞。低学年チーム時代のオレ、あの試合で活躍したときのアイツ・・・そしてめっちゃ笑ってんでオレら!!数々の懐かしいシーンや記憶に新しい活躍シーンに両親からのメッセージ・・・H藤前監督から魂までも引継ぎを受けた明野タイガース「メディア総本部長」M本父の大傑作編でした。その中には懐かしいアイツからのビデオ・メッセージも含まれるサプライズ!!映像の向こうのキミが言ってた「いつまでも仲間なんだぜ!!」・・・心打たれたよK/H人!!父ちゃんに負けないような心までもイケメンになってたぜ!!そう、キミも紛れもなく「47期生」なんだよ!!こうしてこらえきれず決壊したかのように極寒の涙雨が冷たく降り注ぐ「最後の松原小学校」へとシーンはチェンジ。爆笑!親子野球対決は今年も大盛り上がり。そして明野タイガースの未来を託した5年生・4年生との最後の真剣勝負を経て、ラスト・プログラムは明野タイガース選手としてのまさしく卒団証書授与式となる「卒団ノック」。静寂と後輩達の絶叫とノックバットから響き渡る乾いた打球音を背景画に歯を食いしばって右へ左へと打球を追う卒団生。ナレーション不要の「恩師」とのラスト・コミュニケーション。大トリで登場のS佑がラスト・コールなどお構いなく、何度も何度もジャンピングキャッチで雨にぬかるむグランドへダイブしながらも「この瞬間を終わらせたくない!!」その想いは絶叫となり・・・もういっちょ!もういっちょ!!もういっちょ!!!本日、いやキミ達卒団生の軌跡を凝縮したワンシーンに変換してくれた素敵な時間でした。ありがとう!S佑・・・そのキミのスピリットを堪能できただけでもう充分だぜ!!ワタクシ自身、本日一番のクライマックス・シーンであり、頬を伝っていたのは冷たい雨だったのか・・・それとも・・・

卒団生保護者の皆さま。長年に渡り明野タイガースの活動に献身的なご協力を賜り深い感謝の意を申し上げます。練習に試合にあるいはプライベートの場面においても選手達にとって最も力強いサポーターでありながらも、順風満帆に晴れ渡る日などほとんどなかったかもしれません。「励まして・ダメ出しして・また励まして・・・そしてはしゃぎ倒すほどに歓喜して・・・」皆さまと少年野球生活の時間を共有できたことは私にとってもかけがえのない楽しい日々でした。「一期一会」・・・まさにこれに尽きると改めて申し上げさせてください。今後も変わらぬ明野タイガースへの応援を宜しくお願い申し上げます。

在団生保護者の皆さま。昨年同様、多数の制限が立ち塞がり、卒団式の実行計画は私達の想像以上に難しいものであったと思います。長期間にわたる入念な準備と本日を含めた素晴らしい段取りのおかげで明野タイガースらしいアットホームな卒団式が無事完走できたものであると感謝申し上げます。もう、早速明日から、2022年度の活動スタートとなります。卒団生そして卒団生保護者から受け継いだ「明野ダマシイ」全開で2022年度も引き続き宜しくお願い申し上げます。

最後になりましたが卒団生選手諸君!!キミ達へラスト・メッセージで本日の「今日のひと言」締めさせていただきましょう!!こうして目を閉じれば、キミ達との出会いから本日までは本当に長くて短い「楽しい思い出の日々」ばかりです。キレ抜群のクロスファイヤーで三振をGETし、意気揚々と小走りでベンチに引き上げてくるH都!!明野タイガース大ピンチの場面に「よっしゃよっしゃオレに任さんかい!」とピンチを楽しむかのようにリリーフ・マウンドで火消しに奔走するR斗!!かゆい所に手が届くといった抜群のポジショニングでカバーリングから間髪入れずスローに入る動作がごっつカッコよかったR太!!幾度となく絶体絶命の大飛球をスーパーキャッチし、クールに「当然でしょ!?」てな職人のような表情でメンバーとハイタッチするH人!!「オマエが打たなきゃ誰が打つ!?」の場面で何度、大応援団を沸かせてくれたか・・・大歓声に包まれながらサードベースを蹴ってホームへ疾走するシーンが本当に映えたN弥!!そして、1年生から幾多の試合で嬉し涙と悔し涙のシーンをたくさん見せ続けてきたくれたS佑・・・でも、ワタクシにとって、最も印象深いのは夜も更けた平日の公園でひとり黙々とバットを振るその姿・・・本日、キミが言ってたね「いつの日からか週末が待ち遠しくてたまらない」・・・偽りのない「本音」が行動へと変換されたルーティーンワークだったのだとワタクシは確信しています。そんな卒団生諸君へ贈りたいラスト・メッセージ・・・ズバリ!「夢」を持て!!自分自身で追いかける果てしない夢、そして仲間と共に挑む夢・・・「夢」を抱いて、そこに向かって毎日ガムシャラになって努力する・・・簡単なことではないだろう。行く手を阻む様々な障壁に心折れそうになることもあるだろう。そんな時は少し休んで回り道して・・・でも「夢」の続きに必ず帰って来て欲しい。そんな毎日に身を置いて生きているキミ達と再会すること・・・そんな日が来ることを信じて!!

S佑!N弥!R斗!R太!H人!H都!そしてK/H人!!キミ達の溢れんばかりの輝く未来に幸あれ!!

See You Again!!


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