本日7月8日。心配された雨予報をみんなのフルパワーで吹き飛ばし、1日練習プログラム完走の明野タイガース。午前の部は高学年チームによる北摂市民懇話会杯1回戦、そして午後の部は低学年チームによる春季スポ少リーグ戦第3戦とそれぞれ公式戦出陣DAYとなりました。午後の部では対戦相手の上牧ブレーブスさんへご無理を申し上げて終了後に交流戦までお付き合い頂けたTOTAL3試合の巻。スコア結果だけで語るのならば「〇」「〇」「〇」と久々にトピックス編を「ええがな祭り」仕立てにお送りしたいような気分なのですが、肝心の「内容」がドンピシャにアジャストしきれない「もひとつ」感が先行してしまった・・・正直な感想でございます。結論、真の強者を目指して邁進途上の明野タイガース、う~~ん・・・しっかりと反省せなアカンのちゃう?てなまだまだ課題多しな1日であったと回顧します。しかしながら、両チームともにしっかりと掴むモン掴み取っているのも確かな事実。最大の要因はバッテリーチームを中心とした「守」の力。野球における最大の基盤であるディフェンス力がしっかりとWORKできたこと・・・ここは大いに胸を張り、良かった点として自信に繋げて欲しいですし、今後さらに磨きをかけて欲しい点であると申し上げても過言はないでしょう。ズバリ、本日、高槻市縦断で全試合LIVE観戦させていただいたワタクシからの統一キーワードとして挙げたい、本日の見出し「テンポ抜群!!」・・・では、トピックス編でバチバチに分解してみましょう。

まずは高学年チームによる北摂市民懇話会杯1回戦VSリトルジャイアンツさんとの1戦。いやあ~明野タイガース、久しぶりじゃないかなこのリトルさんとのGT決戦。ビシバシとええ音をキャッチャーミットに響かせてマウンドを支配する速球派エース「1」を擁する難敵。ここ数試合における明野タイガース最大の課題「好投手を攻略せよ」・・・誰の目にも本日の白黒の行方はこの1点にかかっていると申し上げても過言ではない試合前見立て。それには我らが明野タイガース、「守」の瓦解などはあってはならない最大のご法度。選手諸君はしっかりとわかっていたんだね。前回の好投イメージをそのまま引っ提げて、本日も先発投手を任されたサウスポーS太⇔キャッチャーI/K大コンビ。4回34球無四球での無失点劇。この結果が物語るように、持ち味である低めへの制球力が精密機械のように冴えわたる丁寧の極みとも言えるナイスピッチング。これに呼応するバックもまるでノックの守備練習を受けるかのようなええ動き炸裂の内野陣に加え、臨機応変に抜群のポジショニングで相手打者のドンピシャで捉えた当たりさえも大飛球へと変換してしまう外野陣。「打たせて取る」・・・まさにS太の真髄が詰まったテンポ抜群のディフェンス編でした。となれば・・・「好投手を攻略せよ」に全神経を注いで、あの手この手で1点そして1点と捥ぎ取ってゆく盤石の攻撃力を発揮して欲しい!!・・・それが結果となり、4回で「10点」をGETしているのだからMission Completeやがな~~!!と申し上げたいのですが・・・まあ、簡単に申し上げてかなりLuckyに助けられた得点GETシーンやったね。選手諸君がその事実をしっかりと認識できているのであれば、次戦へと繋がるのですが、まさかとは思うけど「よっしゃ~大勝やで~」などとお花畑な感想など持ち合わせていないことを信じています。出塁したランナーを起点にチャンスの芽を拡大させて、絶好機をメイキングする・・・まではええ感じでした。しかしながら、肝心のポイントGETの場面では・・・反省多かったと回顧せざるを得ないよね。加点してゆく中で、5年生K亮が強い打球を弾き返せたシーン、バント巧者のD樹&K眞がしっかりと仕事を果たせたこと、トップバッターI/K大はしっかりと叩きつける打球で次々と出塁を果たせた事、そしてオーラスの左中間弾丸ライナーでこの試合をフィニッシュさせたM!!ええシーン多数なんだけど、肝心の場面、しっかりと組織的に効果的な「1点」を獲りに行くぞ!!と集中力を高めるシーンでのアイタタタ・・・であったり、アッチャ~~一転、Oh!ミラクルラッキーや!!の方が印象に残ってしまう「攻」・・・まだまだ練習・練習・練習あるのみですな。

そして午後の部は低学年チームによる牧田グランドで行われた春季スポ少リーグ第3戦VS上牧ブレーブスさんとの1戦。着実に夏から秋にかけての反攻の息吹を試合を経るごとに力強く響かせてくれているパフォーマンスをしっかりと発揮してくれた1戦となりました。秋季に向けて、それぞれにマイポジションのひとケタ背番号を背負って初見参の舞台。エースナンバー「1」を背負ったS汰⇔Gバッテリーの今シーズンベストバウトでは!?とも思える安定感抜群のナイスピッチング劇でした。高学年チームのS太とは異なるやや「剛」のテイストが持ち味のS汰。4回終了まで打者12人に対峙してのパーフェクトピッチ。力強いストレートボールが小気味よくストライクゾーンを捉え、1人そして1人と料理してゆくこのS汰の抜群のテンポにバックが呼応しないはずがありません。本日もええ動き全開で内野を引っ張ったサードHを筆頭に堅いディフェンス力で失点を許さない展開。一方、好調の「打」も上位打線を形成する4年生軍団がエンジン全開で序盤から大暴れ。シブイ小技でチャンスメイクするトップバッターHにタイムリー連発で2安打競演は3番打者G&4番打者Y月。そして圧巻はレフト線へ火を噴くような痛烈ライナー弾道でランニングホームランをかっ飛ばした6番打者J!!4回を終了し「7-0」。ここで終わってたら文句なしの100点満点でっせ選手諸君!!しか~~~し、野球の神様がしっかりとキミ達が図に乗らないように最終回の守備イニングを用意してくれたんや。う~~~ん・・・同じチームなのコレ?てなヤバイ守備イニングだったぜ。ひとつのミスが起点になってここまで崩れてしまうの?てな負の連鎖、地獄のスパイラル。まあ、もう詳細までは振り返りませんが、今後、目標にするトーナメント戦ではもっともっと緊迫の点差で最終回の守備イニングを守り切らなアカン場面なんかもあるんやで選手諸君!!本日のように慌てふためいてのドタバタ失点を繰り返しているようじゃあ・・・とせっかく今シーズンベストバウト候補だったこの試合、記憶に残るのはラストの「あきまへん」ばかりです。しっかりと反省し、次戦に繋げて欲しいぜ!!選手諸君。

そして終了後の交流戦、3年生M&R斗そして2年生K豊&E太に加え、1年生S真も試合出場ができましたね。第一試合の公式戦にも登場した4年生フレッシュコンビK&R久も含め、大いに試合での経験値を積み重ねてくれたモノだと思います。バッターボックスでのフルスイング、守備機会でのハッスルトライももちろん重要なのだけど、とにかく目で見て盗んでいち早く習得して欲しいのがランナーワーク。たとえヒットが打てなくても四死球や相手エラー、振り逃げ出塁などでキミ達も試合に出場すれば塁上に出て「ランナー」となり、ホームへと生還してもらわなければならない重要な場面に遭遇することがこれから多々あります。相手ピッチャーの牽制球対応、ベンチからのサインプレー、第二リードで相手へプレッシャーをかける、などなど脳ミソパニックになってしまうだろうけど、日々の練習でしっかりと集中して覚えていって欲しい。近道はチームメイトの「それ」をしっかりと見てマネする事。特に4年生主力メンバーのランナーワークをよく見てテクを盗んでください。キミ達が近しいレベルでこの芸当を駆使できるようになってくる日々・・・おそらく、明野タイガースCチームはドキドキするようなディープゾーンを戦っている真っ只中であると断言して未来予測しましょう。誰が試合に出場しても同水準でランナーワークが駆使できる・・・その力を得るために厳しい練習をくぐりぬけ、全員でレベルアップしてチーム力をボトムアップさせてゆく・・・真の強いチームの姿とはこういうモノなのです。

てなわけで、先週から始まった明野タイガース7月戦線。AチームそしてCチームともに月末に至るまでたっぷりと公式戦プロットが予想されます。課題は多くあるものの、確実に進化した姿で結果が伴いつつある過程なんじゃないかな?現在地は。もっとフルパワーでエンジンを廻して、到来する真夏を駆け抜けてゆこう!!

さあ、明日は茨木ライオンズ杯開幕戦・・・なのですが・・・さすがに雨☂☂☂ですかね・・・みんなで念力いっときましょうか!!


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